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非常食に食用・・・

2009-07-09 12:04

今日の経済欄から、
ロッテは8日、同社のロングセラー菓子「コアラのマーチ」から、賞味期限3年の非常用食品『コアラのマーチビスケット(保存缶)』を数量限定で発売することを発表した。
9月1日の防災の日に向け、“お菓子が災害時にできること”をテーマに開発。同社が非常食品を本格的に全国展開するのはこれが初めて。


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商品についてどうのこうのと思う前に

非常食用コアラのマーチが一瞬、食用コアラに見えた
ゞ( ̄∇ ̄;)
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無題

震災と非常食について
今回の東日本大震災で多くのことを学習しました。特に、スーパー広域型のトリプル災害(地震・津波・原発)で、避難生活が長期化を呈しています。いわゆる従来型の三助の法則と言われる「自助7」:「共助2」:「公助1」は、「自助」の無策、「共助」の自己満足、「公助」の言訳と言わざるを得ません。本来この法則は「安全・安心」を基本としているもので、将来に向けて発展的防災・減災社会の構築が喫緊の課題となっているのです。
今回は、人間社会の生活権において最重要の食材、特に災害時の「非常食」について私の所見を述べたいと思います。
まず、今後必ず起こる大震災に備えるには、非常食三助の法則を推奨したいと思います。つまり「自助:5」「共助:3」「公助:2」です。このことは、災害非常時は「備えあれば、憂いなし」、「遠くの親戚より近くの他人」の格言のごとく、「向う三軒近隣共助方式」の提唱です。
まず、「自分の身は自分で守る」を基本とした「自助」では、自分や家族で災害食の確保を原則とします。それは、乳幼児のいる家族、高齢者がいる家族、病人のいる家族等、家族構成によって異なるからです。つまり、食べ物、食べ方がまちまちで、特に災害時要援護者の食材にも気配が必要です。東日本大震災においては、食材が原因で二次・三次災害でのストレス・自殺等が多数発生したことが報告されています。したがって、日頃から「非常食」に慣れておくことが重要となります。そこで我が家では「災害食の日」を定めて、保存期限が切れる前に普段の食事で活用しています。小生の生年月日(4月22日)・妻の生年月日(9月8日)や1.17(阪神・淡路大震災)・3.11(東日本大震災)・9.1(防災の日=関東大震災)等を当てています。このメリットは、賞味期限切れで捨てなくて済むこと。このサイクル保存方式は事情にかなった「非常食」の選別と保存方法に大いに役立ちます。また、「非常食」は3日分ではなく、5日分程度の備蓄を薦めます。なぜならば、避難生活の長期化が考えられることと、次の「共助」に役立たせるためです。
次の「共助」は、「向う三軒近隣共助」で、助け合いの心「お互いさまの精神」を普及させることにつながります。そこで、「非常食」のトレード方式を取り入れて、家族構成の異なる家庭の「非常食」を交換して非常時に役立てるのです。それには、いうまでもなく基本的な日頃のコミュニケーションが非常に重要となります。各地の講演活動で私の知る限りでは、防災訓練を実施しても、いずれのマンションや戸建ての自治会も役員のみの集会となっているのが実情です。そこで、そうした現状の打開策として、各家庭の食材を持ち寄り皆の顔を合わすことから始めることが重要です。それには、子供から大人まで集まれる仮称「非常食の集い」が有効と考えるからです。食の大切さ有難さなどを分かち合い助け合いの精神で、良好なコミュニケーションが図られ被害を最小限に食い止めることができ、「命の絆」が生まれます。万が一避難生活が長期化となったとしても、日頃の「非常食の集い」が存分に力を発揮してくれます。つまり、生命の源となる災害食が「尊厳ある生を守る」ことにつながるのです。
最後の「公助」は、「三方一両損」の精神を遂行することです。「非常食」は原則として、必要最小限に止めなければなりません。なぜなら、役所も被害を受けて、災害食(備蓄食)も壊滅の恐れがあるからです。したがって、予め計画的に関係企業(コンビニ・災害食(備蓄食)保存倉庫・配送会社等々)との提携契約(協定)で、的確、迅速な補給が可能となるのです。また、他に災害時帰宅支援ステーションの充実・拡大等が今後の課題となります。
災害時は、自助・共助・公助が、お互いの共有と連携の協働体制の確保が早期の復旧・復興につながることはいうまでもありません。
今日、非常食需要を狙った長期保存可能な食品の幅も広がり、最近ではチョコレートやビスケットなどの色々な菓子類も登場しています。非常食の基本は、「何時でも、どこでも、誰でも、安全・安心で、簡単に」食べられること。そして、軽くて、長期保存可能な食品・食材であることではないでしょうか。
      危機管理アドバイザー 尾下義男 拝

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